Enroll Course: https://www.coursera.org/learn/intro-fpga-design-embedded-systems
今回は、Courseraで提供されている「Introduction to FPGA Design for Embedded Systems」というコースの詳細をレビューし、私の個人的な感想やおすすめポイントをお伝えしたいと思います。
このコースは、CU Boulderの電気工学修士課程の一環として、学術クレジットを取得することもできるため、学ぶ価値が高いです。近年、プログラム可能なロジックは、電子システムを構築するための主要な技術としてますます一般的になっており、特に高性能システムはほぼ常にFPGAを使用して実装されています。
コースの概要
このコースは以下のモジュールで構成されています:
- モジュール1: プログラム可能ロジックの歴史とアーキテクチャ
ここではFPGAやCPLD、ASSP、ASICの違いを学び、デジタル加算器や乗算器の設計も行います。 - モジュール2: FPGA設計ツールフローと実例デザイン
Intel AlteraのQuartus Primeを用いてデザインを作成する流れを学び、RTL ViewerやModelSimを使って設計の整合性を検証します。 - モジュール3: FPGAアーキテクチャの理解
FLASHベース、SRAMベース、およびアンチヒューズベースのFPGAの長所と短所を調査し、それぞれの特性について学びます。 - モジュール4: 回路図エントリツールを使ったプログラムロジック設計
モジュール2で作成したデザインを拡張し、NIOS IIソフトコアプロセッサのデザインに挑戦します。
おすすめポイント
このコースは、FPGA設計の基礎から実際の設計に至るまで、段階を踏んで学ぶことができるため、初心者にも最適です。また、実際に手を動かして設計を行うことで、理論だけではなく実践的な知識も身につけることができます。特にQuartus PrimeやModelSimなど、業界で使用されるツールをフル活用できる点が大きな魅力です。
FPGAやプログラム可能ロジックに興味がある方は、このコースを受けることで新たなスキルを身につけ、自分の能力を広げる絶好の機会になるでしょう。
Enroll Course: https://www.coursera.org/learn/intro-fpga-design-embedded-systems